結婚記念日で決まる次の人生について

結婚してから数年、私たちの間には会話がなくなっていた。冷め切った仲だった。お互いにわかっていて、歩み寄ろうとするものの、もうお互いがお互いを必要としていないことがわかっていた。毎年、何とかお祝いをしていた結婚記念日。いつも、その日に何とか修復していたように思う。しかし、今年はもう駄目かもしれない。私は、そう感じていた。もし、結婚記念日に何もなかったら、2人の生活を終わらせ、新しい人生に向かっていこうと決めていた。<br/><br/><br/>こんな風に決めている時点で、結婚記念日には、私からは動かないことが決まっていた。そして、結婚記念日がきた。その日、旦那は出張だった。出張先から電話やメールがあれば、少しの望みを持とうと考えた。日付が変わっても、何の連絡もなかった。出張から戻ったときも、結婚記念日について、お互いに触れようとしない。完全に忘れていたのか、もしくは私と同じように考えていたのか、わからない。離婚話をどちらが切り出すか、お互い思っているように見えた。


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